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スペイン語とポルトガル語のひとびとの、人間性・感情・文化などの特徴や性格が、
いちばん美しいかたちで、強く現われているのが、
彼ら・彼女たちの うた であり、音楽だと、
わたしは信じています。
わたしが深く愛し尊敬するひとびとの うたや音楽は、わたしの生活・人生の中で、
もう50年あまり生きています。
それに関するもろもろの情報を、ご紹介するページです。
まだ内容がかたよっていて、すみません。量も少ないし……。
これから増やしてまいりますので、気長に見ていてくださいませ。

© 2013, 2014 Masami Takaba


*カタカナでの発音表記は、日本での慣習と違うところがありますが、
わたしの最善と考える方式にしたがっています。記事によって不統一のところがありますが、徐々に直していくつもりです。
また、なるべく早く、方式の説明をここに明示します。いまは まだ混乱状態で、申し訳ありません。

*このサイトでは、すべてリンクの文字のバックが黄色になっています。

高場 将美 japalunfa@gmail.com

⇒ 筆者について



チラシ

スペイン語の講座を開いています(少人数です)。
「講座」というのは便宜上の呼び名で、可能な限り学校らしさを排除しています。教科書はなく、毎回、その日の教材をプリントしてお渡しします。
筆記用具、辞書などは、ご自分で必要ならお持ちください。
ことばは、それを使うひとびとが作ってきたものです。文法や辞書は、学者が分析してまとめたもので、単なる手引きにしかなりません。
これらの講座は、文法用語はなるべく使わず、ひとびとのことばを感じることを、講師のわたしもいっしょに学んでいこうというのが目的です。
初めてこれらのことばを学ぼうとする方にも、すでに慣れ親しんでいる方にも、どなたにも、毎回有益であることを願っています。
たまにしか来られないという方も歓迎します。ことばには、入門向きとか、上級用とかいう区別はないんですよ、本来は。
わたしも、この講座をはじめてから、スペイン語が、前よりずっとよくわかるようになりました(大笑い! でも、ほんとですよ)。


Cafe Miyama地図

スペイン語を感じる Sentir el Español

月曜日 19:00〜20:45、会費1回1800円(1ソフトドリンク付き)
Cafe Miyama 渋谷東口駅前店 マイ・スペース
1月16、23日
2月6、13、20、27日
スペイン語には標準語はありません。世界のたいへん広い地域で、さらに個人差もあって、それぞれのスペイン語が使われています。
でも全体的には、しっかり統一されています。
この講座では、スペイン語のすべての姿を、いつも視野に入れて、感じとるようにしています。
最初のパートは、各地のスペイン語が聞け、その土地の空気・文化が感じられる(なるべく)楽しいヴィデオ番組です。
次のパートでは、できるだけ多くの実例とともに文法を学んでいます。いまは前置詞のすべてをやっています。
最後は、各国・各地の歌の、歌詞を読み、聴きます。
歌は、スペイン語のひとびとの文化・感情が、もっともはっきりと、美しく表現された民衆芸術ですから。


高場 将美の本


本屋さんで見てみてください。よろしくお願いします!
いずれも書下ろしです。このサイトの記事とは、まったく(あるいは、ほとんどまったく)ダブっていません。


ラテン雑学表紙

知ってるようで知らない ラテン音楽おもしろ雑学事典

●発行:ヤマハ ミュージック メディア (2007年11月発行)
●定価:1600円+税

★第1章:キューバの音楽〜ラテン音楽の発祥地 ★第2章:メキシコの音楽〜南米とヨーロッパのメスティーソ ★第3章:アルゼンチンの音楽(タンゴ)〜南米の港町から生まれた都市音楽 ★第4章:ブラジルの音楽〜情熱とサウダージのひびき ★第5章:カリブ海の音楽〜キューバとともにラテン音楽の中心 ★第6章:南米大陸の音楽〜大陸を貫くラテンの魂 ★第7章:世界のラテン音楽〜文化を超えるラテンのリズム

*「ラテン音楽」という分類は、広くも狭くもできますが、この本はあまり堅いことはいわずに、メキシコ以南の土地に生まれた音楽をすべて含んで、正確な情報を気軽に楽しく読んでいただこうと心がけました。「おもしろ雑学」というわりには、なかなかマジメで正統的ですよ(笑)。音楽を感じるための基本的な情報をお伝えしようと思って書きました。有名無名のアーティスト=クリエイターたちが主人公です。

TangoMeikyoku

心を熱くする タンゴの名曲20選

●発行:樂書舘 (2006年2月発行)
●定価:1800円+税

★曲目: エル・チョクロ  オレ・グァッパ  真珠採りのタンゴ  たそがれのオルガニート  黒い瞳  ラ・クンパルシータ  碧空  チケー  カプリ島  レクエルド(想い出)  モンテカルロの一夜  バンドネオンの嘆き  奥様お手をどうぞ  カミニート  小雨降る径  スール(南)  ヴィオレッタに捧げし歌  リベルタンゴ  ヘルナンドス・ハイダウェイ  ジェラシー

*20曲(アルゼンチン9曲、ヨーロッパ11曲)のタンゴのCD付きです。その曲目解説が本になったようなものといえます。裏話をしますと――このように出版社がレコード会社から音源を借りてCD付きにする場合、それぞれの利益計算とか権利問題がからんで交渉はなかなかヤッカイなんです。レコード会社とアーティストの契約条件もいろいろありますしね。思いどおりの曲目、望みどおりのアーティストで組むことは、まず不可能です。この本(とCD)は、制約のなかで最良の内容をもたせることができたと思います。
 名曲であっても、それについて書くネタがあまりないのもあります。そんなときは、選ばれた曲の周辺や土台にあるもろもろのことを記しました。そのことが、かえって、タンゴ全体の姿を伝えるのには良かったんじゃないかな、とわたしは開き直っています。


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